目の上のたるみ取り術

目の上のたるみ取り術とは

⽬の上のたるみ取り術(上眼瞼切開法)は、加齢により上瞼が垂れ下がり⽬の上の⽪膚のたるみが気になる⽅に効果的な施術です。
上瞼が垂れ下がることで⼆重の幅が狭くなりラインがぼやける、瞼が重い印象になる、眠たい印象に⾒られる、疲れているように⾒られる、⽼けて⾒られる等の症状が現れやすくなります。

上瞼のたるみの原因は、主に⽪膚のたるみと瞼を持ち上げる筋⾁や腱膜のゆるみが原因と考えられています。また、上瞼のたるみが進⾏すると⽬を開けにくくなり視界が狭くなっていきます。⽬の開けにくさを無意識に額の筋⾁を使ってカバーしようすることで額のシワが増えてさらに⽼けて⾒られるようになったり、頭痛や肩こりの原因となる事もあります。このように上瞼のたるみは⾒た⽬の変化だけでなく、⽇常⽣活に⽀障をきたす場合もあります。

筋⾁や腱膜のゆるみで起こる上瞼の垂れ下がりは眼瞼下垂と診断されることが多く、加齢と共に⽪膚の弾⼒性が低下し、⽪膚が余って垂れ下がる事で起こる⽪膚のたるみは上眼瞼⽪膚弛緩と診断されます。
さらに加齢に伴う上瞼の⽪膚のたるみは⽬尻側に多く⾒られ、⽬の上のたるみ取り術(上眼瞼切開法)は上眼瞼⽪膚弛緩に適した治療法と⾔えます。
⽬の上のたるみ術(上眼瞼切開法)は、元々の⼆重のライン、もしくは作りたい⼆重の幅やラインなど⼆重の仕上がりに合わせて切開し、上瞼の余分な⽪膚を除去したるみを取り除きます。上瞼の状態によって、余分な脂肪がある場合は同時に眼窩脂肪を除去します。
切開創部は⼆重のライン上となるため、⽬を開けた状態では隠れ、最終的には⽬⽴ちにくい傷となります。

他に、⽬の上のたるみを改善する治療法として、眉下に切開創部を伴う眉下リフト(眉⽑下切開術)や筋⾁や腱膜を治療する眼瞼下垂⼿術もあります。
Before(術前)
After(術後3ヶ月)

こんな方におすすめ

まぶたのたるみにより⽬が重たく感じる⽅
⽬尻が下がってきたたるみで⼆重幅が狭くなった⽅
⽬元のたるみ改善治療の機械治療では物⾜りない⽅
まぶたのたるみのせいで⽼けて⾒られる⽅
まぶたのたるみを取ってくっきり⼤きな⽬元にしたい⽅
まぶたのたるみのせいでアイラインやマスカラが塗りにくくなった⽅

⽬の上のたるみ取り術のダウンタイムと⽇常⽣活の注意事項について

  • 痛みは数⽇続く場合がありますが、術後に痛み⽌めを処⽅しますので、痛みに応じて痛み⽌めを服⽤してください。
  • ⼿術に伴う腫れやむくみ、内出⾎は通常1〜2週間ほどで落ち着いてきます。
  • ⾃然に馴染むには1ヶ⽉程度かかります。傷跡は1ヶ⽉程度は⾚みのある状態が続き、2〜3ヶ⽉かけて徐々に⽩く線状の⽬⽴ちにくい傷跡になります。
  • ⾝体の温まる⼊浴やサウナや⾝体を動かす運動などは腫れや内出⾎を増強させる可能性がありますので、しばらくは控えて頂き、⽬元を濡らさないように短時間のシャワー浴にしてください。
  • 洗顔やメイクなど施術部位以外の部分は翌⽇より可能ですが、アイメイク等は抜⽷後2⽇⽬から可能となります。
  • コンタクトレンズのご使⽤は抜⽷後から使⽤可能となりますので、施術当⽇はメガネを持参して来院してください。
  • お顔のエステやマッサージは1ヶ⽉程度控えてください。
 ※全てのダウンタイムや経過には個⼈差があります。

治療費について

治療費についてはこちら

施術のリスク・副作用について

リスク:炎症、感染など
副作⽤:施術後、内出⾎・腫れ、痛みなどが⽣じることがありますが、ほとんどの場合、2週間程度で改善します。
施術直後は⿇酔の影響で⽬の開閉が⾏いにくい場合がありますが、時間の経過と共に改善します。

※注意事項
妊娠中・授乳中の⽅、抗凝固剤治療中の⽅、出⾎性疾患の⽅、治療部位及びその周囲に感染性の⽪膚疾患を伴っている⽅、⾃⼰免疫疾患をお持ちの⽅などは治療をお受けいただけない可能性があります。